新聞読んで語ろう会 例会報告

2017.11.15 「新聞読んで語ろう会」例会報告 

11月15日(水) 18:30~20:30 

@エルプラザ2F会議コーナー

出席者:10人

本日語り合ったテーマ:

「北朝鮮は核を放棄しない」 ガブーエフ(カーネギー財団モスクワ)  『毎日朝刊』11/14

「まずは北朝鮮との対話を」 みんなの広場(投書)  『毎日朝刊』11/14

「核兵器のむごさ 射るまなざし」 日曜に想う 福島申二 『朝日朝刊』11/12

「国体に『明治150周年記念』の冠なぜ?」 『朝日』11/8 ニュース3

最初に、「北朝鮮は核を放棄しない」を話題とした。筆者のアレクサンドル・ガブーエフは、(カーネギー財団モスクワセンター上級研究員)という肩書きで我々日本人の耳には入りにくい“大陸の向こう側”からの声だ。

“ロシアは北朝鮮の核・ミサイル開発を脅威とは考えていない。金正恩政権は理性的なプレーヤーだ。核開発の目的は、米国の北朝鮮に対する攻撃を抑えることにある。”と説き起こし、“ロシアは朝鮮半島の非核化を支持しているが、現実には北朝鮮の核開発を凍結させるのが限度で、放棄させるのは不可能”とする。“中露は(北朝鮮の核開発と米韓合同軍事演習の)同時凍結を提案している。 合理的提案だが米国トランプ政権が他に弱みを見せるような提案には乗るまい。”

中露の狙いは、米国が制裁以外に前向きな方法を提案できないのに対し、自分たちはより前向きだと見せることにある。

“北朝鮮、米国ともに軍事的行動に出るにはそれぞれのリスクは大きい。中露にとっては北朝鮮の崩壊が脅威(難民の発生や米国との緩衝地帯の喪失)だという点ではほぼ同じ立場ではある。一方で、朝鮮半島の統一はロシア極東の経済的な発展に肯定的な影響を与えるとも考えられる。朝鮮半島が統一して新しいプレーヤーが誕生すれば、ロシアと南北朝鮮の共同事業の実現性が高まるし、中国の影響力増大を牽制するバランサーにもなる。”

ロシア側の考えは相当の手前味噌ではあるが、我々とは全く違う視点で見ている点では新鮮に映る。 しかし、モスクワもまた、ワシントンと同じ局外の大国、で自国中心主義であるとも見受けた。

「まずは北朝鮮との対話を」 との『毎日』読者の投書は、朝鮮半島に軍事的紛争があれば即甚大な影響を被る側の切実な声だ。“まずは対話を始めることに意義がある。対話開始に難しい条件をつけずに安倍首相はトランプ大統領に米朝対話を提案し、自らも対話の道を探って欲しい”と。

「核兵器のむごさ 射るまなざし」は『朝日』編集者の随想。はじめに今年のノーベル平和賞の授賞式でスピーチ予定のカナダ在住の被爆者サーロー節子さんの証言から始まっている。

“4歳の甥が“黒ずみ、膨らみ、溶けた肉体の塊となって、死が苦しみから解放してくれるまでの間、消え入る声で水を求めていた”姿である。被爆者で芥川賞作家の林京子さんも「原爆は即死が一番いい」「なまじ一、二日生きのびたために苦しまぎれに自分の肉を引きちぎった工員がいた」「人間を殺すのになぜここまで峻烈な兵器が必要なのか」と、尊厳をはぎ取られたおびただしい死を見た人の核兵器の非人道性に向けたまなざしが光る。

一方、核兵器の開発をリードした物理学者オッペンハイマーが戦後悔恨する姿を、時の大統領トルーマンは、「泣き虫学者」とこきおろしたという。これに重なる人物がトランプ大統領だと筆者はいう。訪日中は上機嫌だったが、おそらくは核をも含めた兵器や武器を、自国の経済をうるおす(金のなる木)と見ている。北朝鮮に力ずくとなれば、深刻なダメージを受けるのは日本や韓国だが、安倍政権は大事な時に「ノー」と言えるのか。トランプ氏への忖度か、この政権は核廃絶への姿勢も被爆地を怒らせるほどに後ろ向きだ。

「国体に『明治150周年記念』の冠なぜ?」 来年秋の福井県で開かれる国体の名称に『冠』がつくことに決まったという。

・戦後始まった国体に明治150周年??

・敗戦を紀元としたくない

・東京裁判を否定しながら、対米従属を問題にしない日本会議は何者?

・立憲主義の定義:“憲法が権力を縛る” はいつから? 戦前の“立憲”は?

・朝鮮半島で武力衝突があれば、日本経済にも明らかなマイナス:日本国民は許容できない

・米国はどうなの?

などなど話はつきませんでした

次回に繰り越したテーマ:

「外国人実習生 不当な扱い一掃せねば」 『道新』11/3朝刊 社説

「全国世論調査 九条自衛隊明記52%反対」 『道新』11/3朝刊

次回の例会日程は11月29日(水) 18:30~20:30

会場は エルプラザ2F会議コーナー

テーマは特に縛りはありません。 が、もし記事があれば『立憲主義』についても語りましょう

皆様お誘い合わせご参加ください

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