新聞読んで語ろう会8月9日 例会報告

他の会合とも重なり出席者は少数でしたが、長崎原爆の日に「核兵器禁止条約、核廃絶」をメインに語り合いました。

メディアの切り抜きは、
「核兵器禁止条約-非合法化で保有国に廃絶迫る」4/3道新ニュース虫めがね
「条約署名を/72年間どういう思い出-広島の7団体政策転換要求」道新8/7フォーカス
「『核なき世界』示せぬ首相-被爆者失望/遠のく距離」道新8/7
「核抑止に替わる平和維持のメカニズム構築を-これからが日本の出番だ」 WEBRONZA7/18
児玉克哉

<切り抜き抄録>
・2015年保有国も参加した核軍縮を議論する核拡散防止条約の再検討会議決裂
・2016年12月国連総会で113ヵ国の賛成(日本含む反対35国、棄権13)で交渉開始が決まり、
・今年3月下旬史上初めて「核兵器禁止条約」制定に向け交渉が始まった。
・破滅的で非人道的な核兵器を「違法」とする明確な国際的取り決めで、推進派の国々は条約制定により非合法化し、保有国に廃絶を迫る考えだ
・7月7日条約採決の投票結果:賛成122カ国、反対1ヵ国(オランダ)棄権1ヵ国(シンガポール)

核保有国:米、ロ、英、中、仏、インド、パキスタン、北朝鮮、イスラエルの9カ国に加え、日、独、韓など米同盟国が交渉や投票に参加しなかった
・6日広島の被爆者7団体代表は安倍首相と面会。核兵器禁止条約への「署名を強く求めた」
・首相は「非核三原則を堅持し、核兵器廃絶の努力を続ける」とだけ述べ、後の記者会見で条約不参加を明言した。被爆者に失望感。

<平和維持のメカニズムとは>
・この条約は9月から署名始まり、50カ国批准したら発効するがこれは時間の問題
・非人道的兵器の禁止条約を、軍事大国が入らなくても中堅諸国やNGO主導で成立できる
・ヤクザが参加してヤクザ禁止法を作れない、ヤクザ以外で禁止法を作るしかない
・特に日本の不参加は失望。 唯一の被爆国で被爆者と平和団体が廃絶に向け努力した
・この条約の課題は現実との大きなギャップ。段階・プロセスが必要:まず第1歩として、核兵器先制使用・威嚇禁止条約の制定。次に地球的非核地帯条約である。世界のどの国でも参加でき、その参加国の領土の全体を非核地帯とみなす。欧州の非核保有国、既存の非核兵器地帯条約の加盟国、カナダ、日本など加盟できる
・核戦争が起きれば核保有国同士のことだと明確にし、保有国国民からも声があがるようにする
・以上のプロセスをヒロシマ・ナガサキプロセスという。これからが日本の出番だ。

上記の資料に基づき語り合ったことは:
・核の傘って本当に役にたつのか?
・核兵器は弾頭の数で数えているが、性能も性格も時代とともに変遷している、更新もされている
・廃棄された核兵器というのはどんな形?濃縮されて核爆弾となったものが、起爆装置が外された後、希釈して保管される。(もう一度核兵器にするには濃縮のプロセスが必要)
・北朝鮮は、米国と対等平等に平和条約交渉をするための手段(通常兵器を削減できるとも)と言っているが、その核兵器をどう見るか? 今の段階になると、それだけではない。果てしない軍拡嗜好に向かうのではないか?金正恩に核のスイッチを持たせて大丈夫なのか?
・出席者のひとりは10年以上前に、北朝鮮で国際会議に出た。その時雑談で「世界一危険な国は?」と質問した、東-東南アジアの人は皆「日本」と言っていた。
・抑止にも種類があるーー拡大抑止、報償抑止、文化的抑止
・核抑止論は原発の安全神話と並ぶ、「仕組まれた作り話」ではないか?経済と軍事の関係(戦争・軍拡には必ずそれで儲けるものがいて、それが政治と結んでいる)
・政治に哲学・理想がなく、実用主義がはびこっている
・米国こそ永年戦争し続けてきた好戦国、世界大戦の間を除きほとんど常に戦争している。軍事で挑発するのは米国の思う壺ではないか?
・不戦、非戦、専守防衛にもいろいろ。スイスの徴兵制、ドイツも最近まで徴兵制があった等々話は尽きませんでした。

次回予定:8月23日(水)18:30~20:30 於:エルプラザ2F会議コーナー
次回は最近のメディアをどう思うかをメインテーマにします

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