設立の経緯

憲法改悪を阻止し、安保法制の廃止と立憲主義の回復をめざし、安倍政権の暴走にストップをかけるために、あらゆる機会をとらえ、戦争させない市民とすべての野党が協力・連携して共闘し、市民と野党の統一候補の実現と、その勝利に力を合わせなければならないと思います。そのために私たちは昨年11月、市民団体「戦争させない北海道をつくる市民の会」の立ち上げを呼びかけ、1000人以上もの賛同人を集めて、道内のすべての野党に対して、衆議院五区補欠選挙での野党共闘による統一候補擁立に向けて大きく団結していくことを要請しました。さらに市民が統一して推す候補者として池田まきさんに出馬要請を行い、本人から立候補への強い決意表明を頂きました。

しかしながら、北海道における野党共闘の実現は困難をきわめました。そこで市民と野党が統一して推す候補の実現とその勝利のために力を合わせるとともに、それぞれが具体的に選挙活動・政治活動に協力・連携して取り組むために、政治団体「安保法制の廃止と立憲主義の回復をめざす市民の風・北海道」を立ち上げました。市民団体「戦争させない北海道をつくる市民の会」と政治団体「安保法制の廃止と立憲主義の回復をめざす市民の風・北海道」は、平和を願い、衆議院五区補欠選挙での市民と野党が共闘による統一候補実現を願う市民と市民団体の思いを結集し、野党に強く働きかけることによって、北海道での画期的・歴史的な市民と野党の共闘を実現させるとともに、統一候補の勝利のために協力・連携して選挙戦を戦いました。残念ながら選挙では勝利することが出来ませんでしたが、多くの平和を願う市民が主体的・積極的に選挙活動・政治活動に参画し、取り組んだことは歴史的・画期的なことでありました。このことは参議院議員選挙における全国での市民と野党の共闘にも大きなはずみをつけたともに、参議院北海道選挙区においては三名の野党候補者と政策協定を結んで推薦し、そのうちの二名の当選にも大きな力となったと思われます。

これらの取り組みの経験と成果と、これからの平和を願う市民の闘いに引き継いで活かしていくために、このたび市民団体「戦争させない北海道をつくる市民の会」と、政治団体「安保法制の廃止と立憲主義の回復をめざす市民の風・北海道」のふたつの団体を統合して、新たな市民団体「戦争させない市民の風・北海道」を立ち上げることになりました。

「戦争させない北海道をつくる市民の会」については、1000人以上の賛同人を得て、市民と野党の統一候補擁立に大きな成果をあげましたが、会員組織としての実体がはっきりとしていないところがありました。「市民の風・北海道」については、衆議院五区補選および参議院議員選挙において、市民が野党と共闘しながら、具体的な選挙活動・政治活動に取り組むために政治団体として立ち上げましたが、資金の扱いなど政治団体としての様々な制約もあり、日常的な取り組みを優先させるために、政治団体としての活動を一時休眠させたいと思います。

「戦争させない市民の風・北海道」は、この二つの団体の理念や目的、その活動と成果を引き継いで、新たな市民団体として組織的にも活動的にも更なるパワーアップをはかることで、憲法改悪の阻止、安保法制の廃止、立憲主義の回復のために、市民の政治参加をすすめ、市民と野党の協力、連携によって、平和を願う市民が望む政治の実現をめざして設立します。

「市民の会」への賛同はされても政治団体への入会には戸惑いのある方もおり、幅広い市民の結集の場としても、新たな市民団体「戦争させない市民の風・北海道」が必要と考えます。

なお、今後の政治情勢によっては、市民による政治団体が必要になることも想定されることから、政治団体「市民の風・北海道」は解散ではなく活動を休眠とする措置にしたいと思います。